自由が広がる一品花器

光峰窯

陶器 | 花器

光峰窯
自由が広がる一品花器

光峰窯

陶器 | 花器

世界にたったひとつの花器と、
自由に出会える。

夫婦ふたりで花器を制作しています。制作しているのは花器だけで、すべて一品作です。とにかく種類が多い。いけばなの流派も全国各地に多数あります。それぞれの流派の好きな形、大きさ、色、流行に合わせると、ものすごいパターンになる。大変だけど、自由の幅が広いから楽しいです。20年くらいずっとやってきましたが花器づくりはやっぱり楽しい。

自分は本格的ないけばなは出来ません。たまに散歩中にみつけた野の花を、お気に入りの一輪挿しに入れるくらいですが、使い手の方からサイズ感や使い勝手など意見をいただいたり、いけばな展に何度も足を運び、流行りのスタイルや、花と花器の調和を観るようにしています。また、花器をつくり続けるうえで、自分のスタイルを決めつけないようにしています。カチッと作りたい時もあれば、自然な歪みを表現したい時もある。うちみたいに花器専門で、ここまで種類の多いところは珍しいんじゃないかな。いけばなも、作陶も、自分自身のスタイルが出来てしまうと、やることが固まってしまいます。いろんなことをやりたいんです。その方が作り手も使い手もいけばなを自由に楽しめるでしょう。

食器だと軽さとか持ちやすさとか使いやすさが大事ですよね。花器は基本、水が入れば大丈夫。水が漏れなければ芸術的なオブジェみたいにできるしビリビリ破いても花器になりますからね。だから、お客様にも自由に選んでいただける、空想していただけると思うんです。花器は、作り手も使い手も、自由になれる器なんです。

名称 花器工房 光峰窯
窯主 山田 義男
住所 〒849-2305
武雄市山内町宮野23441-2
電話番号 0954-20-7065
FAX番号 0954-20-7065
営業時間 10:00〜17:00
定休日 不定休
URL http://kohogama.com
SHOP https://kohogama.thebase.in
光峰窯

お花の世界の入口に、
光峰窯の花器がある。

家庭でお花を活けるお客様も、たくさんいらっしゃいますよ。流派はないけど、花が好きという方。経験の少ない方も使いやすい小さな花器や剣山も作っています。花器を有田陶器市で初めて買って、何度か通って集めてくれて、「お花を習い始めました」と言ってくださる方もいるんです。嬉しくなっちゃいますね。私たちの花器がお花の世界の入口になったと思うと。あるお客様はインスタですごく人気の人になっちゃって今ではこちらの方が勉強させてもらってます。光峰窯でもインスタやってますけど、花器の写真を扱っていると、フォローしてくれるのもお花関係の人が多くなるでしょう。そうすると、この活け方おもしろいな、と少しだけアイディアもらうこともあります。そういう風に花器や花が縁を繋いでくれるのってなんかいいですよね。

光峰窯

器と花。
いけばなのパートナーとして。

陶芸は、人それぞれに感じる「良い」が違いますよね。花器は、置く空間も違う。玄関に置くのか、床の間に置くのか。もちろんどんな花を活けたいのかでも違う。作家の方が「良くできた」と思っていてもお客様それぞれの「良い」が違う。だから、こんなにいろいろな花器を作っているんですね。理想的には、作家とお客様ひとりひとりの「良い」が重なるところを狙って作ること。そのために、勉強があってコミュニケーションがある。いけばなは、器とお花、作家とお客様の共同作業なんです。私たちの花器は、花を映えさせるのが仕事ですから、目立ちすぎてはいけない。しかし、地味過ぎてもいけない。その塩梅は、やはりお花を活ける人の個性次第です。

ご家庭で花器を使われる場合も、同じことだと思うんです。花器を買われる方がどういう方で、何を求めていらっしゃるか理解できていれば、より満足いただける作品をお渡しできる自信があります。ですからぜひ、工房を訪問していただきたいな、お声をかけていただきたいな、と思います。

光峰窯
ろくろで成型される大きな花器
光峰窯
妻・陽子さんの作陶風景

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#kouhougama

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